PHPの計算(代数演算子)
同じ記事を以前書きましたが単体で読みたいので独立させます。
- PHPで計算をする場合
+ たす(加算)
- ひく(減算)
* かける(乗算)
/ 割る(除算)
% 余り算(剰余)
** べき乗
の記号を利用します。
通常の計算式のようにイコールで計算をする必要はなく、5+7とかくことで計算されます。
計算されてもechoしなければ表示してくれません。
たとえば
<?php
5+7;
?>
これだけでは実行しても何も表示されず、
<?php
echo 5+7;
?>
とすることで 12 が出力されます。
変数へ数値を追加し代入する場合、省略した形にすることも可能です
。
- 変数へ代入し更新する
省略しない場合は下記のようになります。
$x = $x + 5;
$xへ5を足し、$xへ代入し直します。
省略した場合は
$x += 5;
となります。左が代数演算子、右が=になります。
たす数が1の場合は更に省略することが可能となります。
すでに省略されている
$x += 5;
から
$x++;
とすることで1づつ増やしていくことができます。
ただ演算子を変数の前に置くか、後ろに置くかで数値の更新に違いがあるため注意が必要となります。
変数の前に++または--を置いた場合は
その行のプログラムが実行される前に+または-されます。
後に置いた場合は逆に実行された後に変更されます。
$x = 5 ;
echo ++$x ;
結果はecho(出力)される前にプラスされるので 6 になる。
$x = 5 ;
echo $x++ ;
結果はecho(出力)された後にプラスされるので 5 のまま。
出力結果は変わらないように見えるけれど更新はされているので注意が必要となります。