MySQL + MySQLWorkbench のインストール、環境構築
これはMySQLとMySQLWorkbenchのセットで開発環境を整えようとし七転八倒した記録です。
スマートに解決する記事ではないのであしからず。
友人にはとても助けてもらいました。
環境
Windows10 Home 64bit
MySQLWorkbench 8.0
MySQL 8.0
つまずきその1
XAMPPのMySQLとMySQLWorkbenchはセットで使えない。
PHPの環境を作るためにXAMPPをインストールしていたので、一緒にインストールされているMySQLを使おうとしました。
XAMPPのコントロールパネルではMySQLという名前にはなっているものの中身はMariaDBとなっており色々違っています。
MySQLとMariaDBはもとは同一のプロジェクトから派生したものとなっており互換性が非常に高いです。
どうして生まれたのかはこちらのサイトが分かりやすいです。
MariaDBがどういったものかはこちらのサイトが分かりやすいです。
こういった経緯があるらしくXAMPPではMySQLと表記されているものの別物になっています。
ただもとは同じでなるなら使えるのではと試しに純正のMySQLWorkbenchで使おうとしましたが、ここで第二のつまずきが発生。
つまずきその2
MySQLWorkbenchがインストールできない
インストーラーを起動すると警告文がでて終了してしまう。
内容を読んでみるとVisual C++ 2019がないので実行できませんといったような内容でした。
警告文はこちらの記事のものとほぼ同じでした。
MySQLWorkbenchを実行するためにはVisual C++ 2019再配布可能パッケージが必要となっており、それが私のパソコンには入っていなかったようです。
こちらのサイトを参考にインストールを試みたところ無事にインストールできました。
MySQLWorkbenchのインストール手順に関しては特に難しいこともなくインストール作業はすぐに終わりました。Workbenchに関しては。
インストールが終わったあとはデータベースの登録をWorkbenchにて行います。
使い方に関してはこちらのサイトがわかりやすかったです。環境はMacですがだいたい同じですね。
ここでMariaDBへ接続を試みたところ以下の警告文がでてきます。(つまずきその1
Incompatible/nonstandard server or connection protocol detected.
a connection to this database can be establoshed but some MySQL workbench features maynot work properly since the datebase is not fully compatible with the supported versions MySQL.
機械翻訳してもらったところ
互換性のない接続プロトコルです。
このデータベースへの接続は確立できますが、日付ベースがサポートされているバージョンのMySQLと完全に互換性がないため、一部のMySQLワークベンチ機能が正しく機能しない場合があります。
といった内容だったためMariaDBでの接続をあきらめてMySQLのDLをしようとしました。
ですがここでもつまずきポイントがでてきました。
つまずきその3
「なんだかDL解説サイトと画面が違う…」
どうやら先にMySQLWorkbenchをインストールしたため、それをインストーラが検出しここに何を加えますか?と聞かれている状況でした。
初心者は画面がちょっとでも変わると戸惑うので割と困りました。
こういった表示になっていました。
これはすでにインストール済みの状態でスクリーンショットを撮っているためMySQL Seberの表示がありますが、インストール時にはありませんでした。
自動的にバージョンを確認して古ければ表示してくれるのは楽ですね。
意味から考えるとおそらくここを押せばいいだろうとadd(追加する)を押します。
そこでまた見たことのない画面に切り替わりまた頭を抱えました。
一個づつ解読したところ、MySQL関連のものが何もインストールされていないならば、開発者デフォルトで選択されているソフトを自分で選んでインストールする…といった状況になっていました。
つくづく初心者の心を折ってきます。
MySQLとMySQLWorkbenchがそろっていれば学習用として十分なため、ここではMySQLのバージョンを一つ選びnextを押します。
これは一番下の早戻しマークのような矢印を選択しているので選択不可になっていますがいろいろ選ぶことは可能です。
ここまでくれば解説サイトとだいたい同じになりました。
インストールのガイドにはこちらのサイトを参考に進めました。
High Avaikabiliryの選択の項目は出てこなかったのですが、おそらくWorkbenchのインストールを先にしていたためスキップされたのかもしれません。
ここで管理者パスワードも設定するのですがそれをしっかりと控えておきます。
その他の設定に関しては何かあったとき分かりやすいため、いじることなくそのままの状態にしています。
インストールが完了されるとスタートメニューにMySQL 8.0 Command Line Clientが追加されます。
MySQL 8.0 Command Line Clientを起動させ管理者パスワードを入力し接続が確認できればインストールの完了となります。
ここまで終わればあとはMySQLWorkbenchを起動させMySQLとの接続をすれば環境構築の完了です。
MariaDBを接続するために作っていたDBそのままでいいのかな?と思いつつMySQLの管理者パスワードを入力したところそのまま接続されました。
以上を持って環境の構築完了となります。
Workbenchを扱うのにもわからない部分が山程出てきましたが別の記事へまとめます。
とても疲れました。